桁試験
22代(18執行代)構造設計の岸淵です。
昨日行った桁試験の報告です。
T-MITでは年が明ける前、12月24日に桁試験を行いました。しかし1.0G荷重試験中に桁がヨー方向にたわみ、それに伴って主翼フランジ及び桁が回転したため、たわみ量が正常と大きく異なるものとなりました。その対策として錘用紐取り付け位置の再確認、紐でフランジの回転を抑えるなどしましたが結局問題は解決できず、桁試験を中止しました。
主翼フランジを実機同様に固定し、またセンター桁にリアスパーを取り付けることで対策とし、昨日1月27日に再度桁試験を行いました。結果主翼フランジ、桁ともに回転することなく、T-MIT史上最長スパン32mの桁試験を1.0G,1.3Gにおいて成功させることができました。
桁試験を一度中止にした時はどうなることかと思ったけど、最終的に無事に終えることができてよかった!まだまだ雪が残っていて寒いですが、今後ともDist機製作頑張ります!!